とあるクライアントさんからメッセージが届きました。
「保護者の方と面談する時の、はっぴー先生の心構えと、流れと、全部教えてください!」
その道20年の教室を経営されている方なのですが、お話をするたびに自分が「わからない」ことを「そのままにしていた」ことを後悔されているようでした。
「もう、そのようなことは繰り返したくないんです。」
そうおっしゃって、教室経営に関する一つ一つを一緒に見直しているところなのですが、その1つが「保護者様との面談」でした。
私がこれまでやってきたことをお伝えして、クライアントさんのご質問に答えると、また質問がやってきました。
「わからないことがあります。教えてください!」
こうして何度か質問をいただき、それに回答し、またわからないところがあると、もう一度回答するということを繰り返しています。
自分の中に「あれ。これってなんかモヤっとする。」という違和感を持ったままで行動すると、どうなるでしょうか。
私はこう思います。
違和感を持ったままでいると、行動することに躊躇します。弱気な自分が出てきてしまい、相手にまっすぐ向き合えない。相手にまっすぐ向き合えないと、相手からの信頼をいただけない。
良いコミュニケーションが生まれないのです。
学習でもなんでもそうですが、「わからない」ことを「わからない」と言うことって、とても大事なことと考えます。目の前のお客様に対しても自分がわからないことを曖昧に伝えることは決してあってはならないこと。「お時間いただきますが、お調べして『いつまでに』お伝えします。」というのがお客様との信頼関係ですよね。
目の前の人を大事にしたいからこそ、自分の中に生まれた『あれ?』という違和感を無視しないこと。
見て見ぬふりをしないこと。
先のお話に出てきたクライアントさんは、お会いした時よりも自信に満ちた様子で、できることをどんどん行動されています。きっと、お客様と強固な信頼関係を作ってくでしょう。
違和感を覚えている自分に気がついているのに、それにフタをしてしまうこと。
いつまで続けますか?